今回は私も大好きなコーヒー、そしてコーヒーに多く含まれている
カフェインについてご紹介します。
みなさんも、日常生活で飲む機会が多いのではないでしょうか。
まず、カフェインについてですが、カフェインはアルカロイドという化合物の仲間です。
覚醒作用や解熱鎮痛作用があり、眠気、倦怠感、頭痛に対する効果がある医薬品としても使用されています。
摂取後、血流にのり約30分で脳に達します。
計算力や記憶力の向上、疲労の抑制、運動能力の向上に役立つという研究データがあり、さらに利尿作用や血管拡張作用、交感神経を刺激する作用もあると言われています。
コーヒーについて
コーヒーは多糖類、少糖類、脂質、アミノ酸、カフェイン、ポリフェノールのクロロゲン酸等の成分を含んでいますが、カフェインの含有量は100mlに約60㎎で、紅茶や煎茶の約2~3倍です。1日にとって良いコーヒーの量は明確には定められていませんが、アメリカではカフェイン400㎎、約3杯分のコーヒーまでと謳っています。
ではここで、カフェインが健康にもたらす影響についてお話しします。
健康に良いこと
頭がスッキリして集中力・活力を高めることができる。
習慣的に飲むと、がんやうつ病の予防効果も期待されています。
気を付けたいこと
目がさえるため不眠症の原因になったり、胃酸の生産を促し、胃を刺激してしまうことがあります。
さらに、カフェインは一時的に血圧を上げる作用があるため、摂りすぎると心臓障害につながる可能性も。
また、カルシウムの尿中排泄を促すため骨粗しょう症のリスクが高まるなどが挙げられます。
心臓病や胃が弱い方、骨粗しょう症の方、お子様、妊婦、授乳婦の方は飲みすぎには気を付けた方が良いでしょう。
また、前述のとおり、薬にもカフェインが使用されていることがありますので、薬を服用している方でコーヒーを多く飲んでいる方は、かかりつけの医師または薬剤師に相談することをおすすめします。
適切な量のカフェイン摂取は、日々の活力となり健康維持にも効果が期待できます。
一方で飲みすぎは、様々なリスクが考えられますので、コーヒーが好きな方も1日3~4杯を目安に飲みましょう。
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参考文献:医道の日本社 食材別・症状別の大辞典 治す食事・患う食事
全日本コーヒー協会