
調剤薬局のプライドをかけてつくった
本当の無添加化粧水です。
自分たちが使いたい化粧水をつくろう。それがこの無添加化粧水開発プロジェクトの合言葉でした。開発チームの中には、敏感肌で市販の化粧水の使用をあきらめていたメンバーもいました。無添加とうたっている化粧水なら大丈夫かも?と使ってみると肌がひりひりして、成分をよく見たら防腐剤が入っていた・・・ということも。防腐剤や界面活性剤を使わずに、これ1本で肌がしっかり潤う機能性を持った「本当の無添加化粧水」をつくるために、わたしたち開発チームの研究がスタートしました。
肌の保湿を考えると、水分と程よい油分の入った化粧水が理想的です。まず私たちがこだわったのは、栄養を多く含んだコラーゲンをたっぷりと使用すること。次に、久留米産の椿油を使用することです。このコラーゲンと椿油を、界面活性剤や乳化剤を使うことなく融合させるのは至難の業でした。試行錯誤を繰り返した結果、久留米で生まれた特許技術「ナノミキシング技術」によって、界面活性剤を使わずにコラーゲンと椿油の融合に成功しました。
コラーゲンは安全性にこだわって、貴重な国産マリンコラーゲンを使用しました。それもたっぷりと5%配合しています。この数字にあまりピンとこないかもしれませんが、コラーゲン5%って、とっても多いんです。製造工場の方から「これ、本当に全部入れるんですか?」と聞かれたくらいですから。もし私たちが化粧品会社だったら、業界の常識に捉われて0.1%でも十分だと考えたかもしれません。
防腐剤を一切使わずに、栄養たっぷりのマリンコラーゲンを5%も配合するとどうなるのか?答えは「開封後は腐りやすくなる」です。腐りやすいと言うとなんだか悪いように聞こえますが、生モノなのに腐らないほうが不自然です。たとえばお味噌。スーパーでは常温で並んでいますが、一度開封したら冷蔵庫で保管します。そうしないとカビが生えてしまうからです。
開封後はお味噌のように保管に気を配らないといけない化粧水。お客様はそれをどう思うだろう?面倒だと感じるだろうか?でも、たとえ扱いが面倒だとしても、肌にとって本当に良いものなら、使いたい人はきっといる。肌のトラブルに悩み続け、安心して使える化粧水を本気で探している人がきっといる。そう信じて、100%無添加開発の道を進み続けました。
その道のりは困難を極めました。ボトルの選定ひとつをとっても・・・。コラーゲンが入った防腐剤なしの化粧品は外気にとても弱いため、「密閉性に優れていること」「防腐剤を使わないので殺菌処理が可能なこと」この条件を満たすボトルは想定していたコストの○○倍。苦渋の決断でしたが、お客様により良い商品をお届けするため、品質重視の選択に踏み切りました。
ようやく商品化された、こだわりの100%無添加化粧水。私たち自身が使ってみて「これは本当にいいものだ」と感じています。まずは福神茶楼の各店舗と、同グループの調剤薬局各店舗で販売をスタートしました。薬剤師・管理栄養士がお客様ひとりひとりに丁寧に説明をし、ご理解いただいたうえで商品をお渡ししていきました。
そしてこのたび、「ネットでも買えるようにして欲しい」という多くの声に応え、オンラインショップを開設しました。万が一、口に入っても大丈夫な、人にやさしい化粧水です。開封後は高温多湿を避けて保管してください。扱いはちょっと面倒かもしれません。でもあなたのお肌はきっとわかってくれるはず、この化粧水がほんとうの無添加だということを。