サロンのちえ福ぶくろ

栄養士オススメ!ー この時期は特に要注意!梅雨の時期の脱水症状ー

季節が春から夏に移り変わる前に、これから雨が多い梅雨の時期に入りますね。

暑い真夏の時期に起きやすいと思われがちな『脱水症状』ですが、

実は春から夏にかけてが最も注意が必要です。

湿度が高いとかいた汗が蒸発しにくくなり、体温が十分に下がらないため熱中症が起こりやすくなります。

熱中症を伴う重たい脱水症は、梅雨のおわりにかけて増えてくる傾向があるので正しい知識を持って

対策を取ることはとても大切です。

脱水 1

 

人間の体液は主に水と塩分からできており、何らかの原因で体液が失われると脱水状態に陥ります。

脱水とは単なる水の不足ではなく、身体から塩分も同時に失われた状態のことなんです。

現れる症状としては、微熱、口渇感、体重減少、尿や発汗の減少など。

特に身体の中で体液が多い臓器にも異変が出やすくなり、代表的なものとしては

脳(めまい・立ちくらみ・けいれん)、消化器(食欲低下・悪心・便秘)、筋肉(筋肉痛・しびれ・こむら返り)

が挙げられます。

 

水分補給を行うタイミングは『のどが渇く前』が理想的ですが、子供は水分の出入りが激しかったり、

高齢者はのどの渇きに気づきにくいので、特に注意が必要です。

もし脱水状態になってしまったら、水と電解質(特にナトリウム)を速やかに補うことが必要です。

最も効果的な方法とは『経口補水液』を摂取することです。

 

経口補水液とは、水分と塩分と糖分をバランスよく含み、身体への速やかな吸収に優れた成分となっています。

塩分は水の吸収をアップさせる役割があり、糖分は吸収速度をアップさせる役割があります。

脱水 グラス

 

経口補水液は自宅で作ることもできますが、塩分も糖分も、多すぎても少なすぎても

その効果が弱まってしまうので適切な分量で作ることが重要です。

また作ったその日のうちに飲みきるのがよいです。

いざという時は素早い対応が必要ですので市販品をストックしておくと安心です。

 

脱水症状の対策をしっかり行い、楽しい夏を迎えましょう!

 

☆心臓病や腎臓病などで減塩をされている方は、水分管理や経口補水液の摂り方には特に注意が必要です。

必要に応じて主治医に相談しましょう。

 

参考:『素早く見つけて、すぐ対策!脱水症状』  大塚製薬株式会社



 

☆経口補水液はサロン各店で購入が出来ます。

 

OS-1

 

経口補水液オーエスワン OS-1  株式会社大塚製薬工場

税込 206円

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