祝い膳やおせち料理にかかせない「黒豆」ですが、実は様々な栄養素が含まれているのをご存知でしょうか?
今回は意外と知らない黒豆の栄養素について解説していきます(^^)/
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黒豆の正式名称は「黒大豆」で、その名の通り大豆の一種です。ただし、黒大豆は大豆にはない特有のポリフェノールも含んでいます。 また、大豆に比べてビタミンKの含有量も多いです。
そのほかは大豆と同じで、たんぱく質やミネラル、食物繊維が豊富です。
次から黒豆に含まれる代表的な栄養素をくわしく見てみましょう!
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〇アントシアニン
黒豆の特徴である黒い皮。その皮に含まれるポリフェノールの代表格が「アントシアニン」です。 アントシアニンは 抗酸化作用により老化防止・血流の改善・血圧の抑制などの効果をもたらします。貧血によるめまいや動機、月経不順などの改善にも◎
アントシアニンはブルーベリーやぶどう赤ワインなどにも含まれる成分です。
『豆知識』
黒豆に含まれるアントシアニンはのどの痛みを緩和し、痰を取り除くとされています。そのため昔から、のどが痛むときは黒豆の煮汁を飲むほか、煮汁をおかゆで割って食べるなどの民間療法が受け継がれてきました。
〇イソフラボン
黒大豆は、普通の大豆と同様にイソフラボンを含んでいます。
イソフラボンもポリフェノールの一種で、近年は機能性成分として注目が高まっています。 また、イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをし、更年期障害、骨粗しょう症や乳がんの予防に効果があるとされています。
〇たんぱく質
大豆は主成分がたんぱく質です。大豆が「畑の肉」といわれているのは、 良質なたんぱく質をたくさん含んでいるから!大豆の一種である黒大豆にもたんぱく質が豊富に含まれています。
〇食物繊維
黒大豆は食物繊維を多く含み、そのほとんどが不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は水に溶けにくく、体内で水分を吸収し腸の活動を促す大事な役割を担っています。 そのため、便秘解消にも効果的です。
〇ビタミンB群、ビタミンE
ビタミンB群は、糖や脂質、アミノ酸やたんぱく質の代謝を助ける補酵素として働き、エネルギーの産生や細胞を作ることに関わっています。
また、ビタミンE は活性酸素によるストレスから身体を守り、ポリフェノールなどと助け合うことで、より高い抗酸化作用を示します。
〇ビタミンK
ビタミンKは血液の凝固や骨の健康に関わる成分です。
黒豆と大豆(黄大豆)それぞれの可食部100gあたりのビタミンKは、大豆(乾)が18μg、黒豆(乾)が36μg。茹での場合でも、大豆が7μgに対して黒豆が15μgです。このように、黒豆は大豆に比べて2倍のビタミンKを含んでいます。
〇カリウムなどのミネラル
黒大豆はカルシウムやカリウム、鉄分といった生理機能に重要なミネラルを豊富に含んでいます。カリウムには老廃物の排出を促し、むくみをとる作用があります。
○レシチン
集中力や記憶力の向上、老人性認知症の予防に効果があるとされています。
○ダイズサポニン
女性ホルモンと似た働きがあり、更年期障害などの改善にも効果があるとされています。血圧低下、がん予防にも。
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このように、黒豆にはさまざまな栄養素や成分が豊富に含まれています。ぜひふだんの食事に取り入れてみてくださいね。
黒豆を焙煎してつくられる「黒豆茶」もおすすめですよ(^^♪
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参考文献
・日本食品標準成分表2020年版(八訂)
・薬膳と漢方の食材小事典
・あたらしい栄養学
・「黒豆」は色違いの大豆? 特有な栄養素やレシピを紹介!
・黒大豆の機能性研究会


