栄養士オススメ！　－酵素ー

2021-2-1 Mon

「酵素とは？生命維持活動に不可欠なものです」

皆さん、酵素はとっていますか？商品によって液体やカプセルなど形状は異なりますが、街中で見る機会も多いのではないでしょうか。

そもそも、酵素とは体内のあらゆる化学反応に対して触媒として機能してくれるタンパク質のことを言います。体内で作られる酵素は「消化酵素」と「代謝酵素」の2種類があります。

消化酵素は、食べ物を体内で消化して必要な栄養分を取り込むために必要な酵素で、唾液などの消化液に含まれるほか、腸内微生物が消化酵素を作ります。

代謝酵素は、身体の核細胞の形成、免疫力や、自然治癒力、体を動かしたり思考するなど、全ての生命活動を行う酵素です。

これらの酵素の役割は様々ですが、便秘解消や体内の余分な脂肪を分解して排泄する脂肪燃焼効果、病気や感染症、異物に対して抵抗力を高める免疫機能の向上などがあります。

しかし、現代の日本人では体内酵素が不足していると言われています。理由は、生の野菜や果物、発酵食品を食べる頻度が少なく、食物から酵素が摂れないことと、肉食の増大、食品添加物や防腐剤を多く含む食事、お酒、たばこ、ストレスが体内酵素を多量に消費してしまうからです。また年齢とともに体内酵素は減ってしまいます。

つまり、食事が乱れがちな方こそ、酵素を意識することが大切です。