食欲の秋は美味しい蕎麦で体調管理!
10月に入り、本格的な秋になりました!
今回は古くから日本人に親しまれ、健康効果も高い『蕎麦』についてお話しをしたいと思います。
蕎麦は弥生時代の遺跡から出土するほど、日本で古くから栽培されている穀物です。
収穫までの期間が短く、寒冷地や痩せた土地でも栽培が可能なほど丈夫な作物だったため、
米不足の時にも主食として食べられてきました。 特に晩夏から秋に出回る新そばは風味が良く、
大変人気があります。
栄養素は糖質の他、良質なタンパク質や脂質も含まれています。
植物性タンパク質としては珍しく、必須アミノ酸である『リジン』が多く含まれています。
また毛細血管を強くする作用のあるポリフェノールの『ルチン』を多く含み、
高血圧や動脈硬化の予防効果が期待されます。
他にも糖質の代謝を促すビタミンB1や腸内環境を整える食物繊維、 骨を強くするカルシウムなども
豊富に含まれています。
乾麺や生めんと様々な種類がありますが、栄養成分や風味を重視するなら生めんがおすすめです。
生めんの中でも、そば粉の割合が多い、八割そば(二八そば、そば粉80%)や 十割そば(そば粉100%)を
選びましょう。小麦粉が主成分のそばでは、本来の栄養素が摂取できません。
生そばをゆでたそば湯には、ビタミンと似た働きをする水溶性のルチンが溶け出しているため、
そば湯も一緒に飲むようにしましょう。そば湯を飲むことでルチンを摂取出来ます。
この機会にぜひそばを取り入れて、食欲の秋を楽しみましょう!
参考文献:『からだにおいしいあたらしい栄養学』 高橋書店 『栄養学の基本がまるごとわかる事典』
西東社
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