梅パワーで夏を乗り切ろう!
だんだんと暑くなり、本格的な夏がやってきました!
そうめんやカキ氷など、夏らしい食べ物が美味しくなる時期ですが、
厳しい暑さが続くことで体内の水分とミネラルのバランスが乱れたり、
消化機能の低下、また暑さと冷房による温度差で自律神経が乱れ、
いわゆる『夏バテ』の状態になることがあります。
今回は夏バテの症状にもおすすめの『梅』についてご紹介します。
梅は中国原産のバラ科の果実類です。
花を鑑賞する『花梅』と、実を利用する『実梅』に分けられます。
実梅は大粒で、梅干やジュースに向く南高梅(なんこううめ)や白加賀(しろかが)、
小粒で梅干に向く甲州最小(こうしゅうさいしょう)等、300以上の品種があります。
旬は6月~8月で、産地は和歌山県、群馬県、福岡県などが有名です。
代表的な加工品としては『梅干』が挙げられます。
梅干は梅を塩漬けにし、赤じその葉で色を付けた後、日に干してから漬け、液に戻した保存食品です。
おにぎりの具や調味料等で活用され、防腐作用や食欲増進作用があります。
気温が高い夏に食中毒を予防したり、暑さで消化機能が低下しがちな時期におすすめの食品です。
(ただし食塩量が多いので、食べ過ぎには注意しましょう)
また梅の特徴として、豊富に含まれる『クエン酸』が挙げられます。
クエン酸は、糖質の代謝を活発にし、疲労回復に役立ちます。
リンゴ酸、コハク酸、酒石酸などの有機酸や、ビタミン・ミネラルの含有量は、
類を見ないほど豊富です。胃腸を整え、食欲増進、便秘や肌あれに役立ちます。
二日酔いにも効き目があります。
地球温暖化などで年々夏の暑さが厳しくなっているとも言われています。
夏バテを感じたら、梅のパワーを試してみてはいかがでしょうか?
参考文献:栄養学の基本がまるごとわかる辞典 西東社
オールガイド食品成分表2016 実教出版
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