各業界から注目の『マイクロバブル』
新緑の季節・大型連休が過ぎ、これから雨が多い梅雨の時期に入りますね。
今日は、今各業界から注目されている『マイクロバブル』の技術についてご紹介したいと思います。
マイクロバブルとは、その名の通りとても小さな泡のことで、
大きさは数マイクロメートル~ 約50マイクロメートルです。
ちなみに、人間の毛髪の直径は約70マイクロメートル、毛穴の直径が約200マイクロメートルですので、
極めて小さいことが分かります。
マイクロバブルの研究は1980年に始まりました。
当初は泡の大きさが2,3ミリ程度で、マイクロバブルという概念もありませんでした。
しかし1999年に養殖分野で活用されたことをきっかけに注目が高まり、
その後美容業界や介護業界などさまざまな分野で応用されるようになりました。
気泡については現在、大きさ別に以下の種類があります。
①マイクロバブル…直径10マイクロメートル(1/100mm)~50マイクロメートル以下の気泡。
浄化効果や生物活性化などさまざまな効果があり、現在も各分野での応用研究がされています。
②マイクロナノバブル…直径は数百ナノメートル~10マイクロメートル(1/100mm)以下で、
マイクロバブルが水中で収縮することでマイクロナノバブルへと変化します。
③ナノバブル…直径が数百ナノメートル以下の気泡で、
ナノバブルを製造する技術はまだ少ししかありません。
今回は『マイクロバブル』が活用されている業界や、期待される効果についてご紹介します。
①養殖・農業分野
牡蠣やホタテなどの貝類や海産魚の養殖などに活用されているマイクロバブルは
成長を促進する効果が期待されています。
また農業の分野でも、農業用水にマイクロバブルを混ぜることで田畑の生育を促しています。
②工業・洗浄分野
マイクロバブルには強力な洗浄・殺菌効果があり、工場の洗浄やクリーニングにも使用されています。
また汚れた河川や池などの洗浄分野でも、その効果を発揮しています。
水よりも洗浄効果がとても高く、また洗剤を使わないため環境にも優しいのが特徴です。
③介護分野
入浴介護のさいにマイクロバブルのお風呂を使用することで、
入浴時間が短時間であっても身体の汚れを落とすことができます。
加齢臭の原因の一つとされる「ノネナール」も一緒に洗い流してくれるため、
加齢臭を抑える効果も見込まれています。
④美容分野
マイクロバブルは美容についても注目されており、化粧品業界や美容院への参入も進んでいます。
マイクロバブルは毛穴の洗浄や保湿効果、化粧水の浸透をよくする事から肌質の改善も見込まれています。
また美容師の方がシャンプーをするさいの手の荒れを軽減してくれる効果も期待されています。
ご家庭でもシャワーなどで取り入れることもできるようになりました。
美容業界などにおいて、化粧品等の新商品を開発するため、
界面活性剤などの乳化剤を使用せずに水と油を混ぜる技術は長年研究されてきましたが、
通常、水と油は混ざらない性質であるため、長期間安定したものを作るのが困難でした。
しかし現在はこの『マイクロバブル』の技術を活用し、液体の微粒化を行うことにより、
界面活性剤を使わずに安定混合することが可能となってきました。
油が入っているにも関わらず全くベトつかない事や昨今の自然派志向の高まりを受け、
この技術は大変喜ばれています。
新しいバブルの技術を取り入れて、健康と美容に役立てましょう!
参考文献:㈱オーラテック HP
マイクロバブル効果net HP
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