皆さま年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
寒い時期が続くので朝起きるのが辛い・・・という方もいらっしゃるかと思いますが、
新年気持ちを新たに生活しましょう!
今日ご紹介するのは、今注目されている『時間栄養学』の考え方。
今回は朝の活動に焦点を絞ってポイントをご紹介したいと思います。
『時間栄養学』とは、生物の周期的な現象と栄養の関わりを扱う学問のことです。
生体リズムと栄養が心身の活動にどのように影響し合っているのか研究が進められています。
近年時計遺伝子(体内時計をつかさどる遺伝子)による生活リズムが
健康維持のために欠かせないことが分かってきました。
私たちの体は1日25時間の周期で生体リズムを刻んでいます。
1日は24時間なので、放っておくと徐々にズレが生じ、夜ふかしの身体になってしまいます。
この差をリセットし、リズムのズレを修正するには光(朝日)の刺激と朝食が
重要だということが分かっています。
朝日を浴び、朝食を摂ることは生活リズムを整える上では大切なのです。
朝食をとるメリットは以下のようなものが挙げられます。
①脳や身体のエネルギー源になる
午前中の活動のエネルギー源の補給として重要です。
②生体リズムを整える
朝日を浴び、朝食を摂ることで体は活動のスタート時刻が来たと認識します。
③学習や仕事がはかどる
朝食をとる・とらないで集中力や注意力に決定的な差が。
子供を対象にした研究結果では朝食をとる子の方が好成績の傾向にありました。
④お通じをスムーズにする
朝食をとると大腸などが刺激を受け、排便が促されます。
しかし、食欲がなかったり時間がなかったりして朝食がとれない・・・という方もいるはず。
そんな方にも簡単に取り入れられる工夫点をご紹介します。
●食欲がない人
消化のよいものを軽く食べましょう。おにぎりや果物、飲み物、ヨーグルトでも構いません。
夜の食習慣や睡眠不足など生活の見直しも重要です。
●時間のない人
冷蔵庫や電子レンジを活用してみましょう。ご飯は1食ずつラップに包んで冷凍したり、
そのまま食べられるチーズや納豆、缶詰などを常備しておくのもおすすめ。
野菜は洗うだけで食べられるきゅうりやトマトが簡単です。
新年気持ちを新たに、再度自分の食生活や生体リズムを見直してみましょう!
参考文献:『からだにおいしい あたらしい栄養学』 高橋書店
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朝起きるのが辛い方は錠剤またはドリンク、またはゼリーを前日の夕食時に取り入れるのがおすすめです!