さわやかな初夏の風が心地よいこの季節。
5月はゴールデンウィークもありお出かけする機会も多いのではないでしょうか?
しかし、女性にとって避けては通れないのが毎月訪れる『PMS』症状。
せっかくのお出かけの日に身体の不調が現れると辛いですよね。
今日はその『PMS』についてお話したいと思います。
PMSとは『月経前症候群』のことです。女性の身体がホルモン分泌の影響を受けることで、
月経(生理)前に起きる様々な症状を指し、何らかの症状を自覚する方は1300万人以上と言われています。
その症状も多岐にわたり、イライラする・怒りっぽい・やる気が出ない・肌荒れ・浮腫・頭痛など
200種類以上にも及びます。
PMSが発祥する原因ははっきりとは分かっていないのですが、排卵を機に引き起こされる女性ホルモン
『エストロゲン』と『プロゲステロン』の急激な変動が関わっていると考えられています。
症状の重さは体質や体調によって異なります。
ストレスの多い人や几帳面な性格、タバコやお酒の習慣がある人、バランスの悪い食生活などが
症状を重くする要因と考えられています。
そこでPMSの症状を少しでも楽にするコツを挙げていきたいと思います。
★バランスのよい食生活
エネルギーの過剰摂取やバランスの悪い食事は体重増加や浮腫などの原因となり、
PMS症状を悪化させる可能性があります。
おにぎりだけ、パンだけのような偏った食事や朝食抜きの食生活は止め、主食・主菜・副菜の揃った
バランスのよい食生活を行いましょう。
血糖値を急激に上げる甘いお菓子にも注意しましょう。
★アルコール・塩分・カフェインの摂取を控える
イライラや浮腫、緊張感を高める原因となる可能性があります。
塩分を減らす為に、レモンや酢などの柑橘類や生姜などの香味野菜を
味付けに活用してみて下さい。塩分の多い加工食品やお菓子類は避けましょう。
★無理のない軽い運動を行う
ウォーキングなどの有酸素運動はPMSの症状を和らげると言われています。
筋肉をほぐして血行を良くするストレッチやヨガもオススメです。
★禁煙をする
喫煙は血行を悪くしホルモンバランスを崩してしまう事が知られています。
周りの人が吸っているタバコの煙を吸い込む『受動喫煙』
にも注意した方がよいでしょう。
自分のPMS症状はどのように現れるか、自分自身の体調を管理することも大切です。
PMS症状を理解し、楽しい新緑の季節を過ごしましょう!
参考:ゼリア新薬『生理前のその不調、もしかしてPMS?』
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