2020-3-2 Mon
「口内炎について知ろう!」
口内炎とは、舌、歯茎、唇や頬の内側などの口内の粘膜に起こる炎症性疾患の総称です。
痛みや出血、ただれ、腫れ、口腔内の乾燥、口が動かしにくいなどの症状から、食べ物、
飲み物がしみる、話にくいなど日常生活に支障をきたすこともあります。
口内炎にもいくつか種類がありますが、最も多いのが「アフタ性口内炎」で円形の潰瘍ができ、
中心部は白っぽく、ふちは赤くなります。
口内炎になる原因は、いくつかあります。ひとつめは、口腔内の粘膜を噛んでしまったり、
入れ歯が合わずに粘膜に当たったり、熱いものを食べてやけどする等、物理的な刺激により
口腔内が傷つけられた場合に、細菌やウイルスが傷口に感染し、口内炎ができる場合です。
ふたつめは、疲れやストレス、睡眠不足など体力が低下している、食生活が乱れているときに
口内炎ができる場合です。
口内炎を予防するには、口腔内の衛生状態を良くすることと、口内炎を防ぐ栄養素を
補給することが大切です。
食事面での対策としては、不足すると口内炎に直結するビタミンB2、ビタミンB6と合わせ、
細菌やウイルスに対する抵抗力をつけるビタミンAやビタミンCをとりましょう。
また、口内炎を治すためには、新しい粘膜(タンパク質)を作る必要があり、そのタンパク質を
作る際に亜鉛も必要不可欠です。日常的に口内炎ができる方は、血液に含まれる亜鉛の量が
少ない傾向にあり、亜鉛の補給によって口内炎の治りが早くなると言われています。
ビタミンB2、ビタミンB6、亜鉛、鉄ともに肉や魚に多く含まれています。ビタミンAは
レバーやうなぎ、緑黄色野菜に。ビタミンCは野菜や果物に多く含まれています。
肉や魚などのタンパク質と合わせ、野菜や果物を積極的にとるようにしましょう。
また、口内炎ができてしまっている場合は、食べやすいよう、熱いものや辛い物、
酸っぱいものは避け、やわらかく調理したり、水分の多い食品を利用するなどの工夫をすると
良いでしょう。
ここで、レシピをご紹介します。
・鶏雑炊 材料2人分 作り方
ごはん・・・300g ①鶏のささみは一口大、青梗菜は3㎝の長さにカット
鶏のささみ・・・80g する。根本付近は硬いので小さめにカットする。
青梗菜・・・100g ②だし汁を温め、①を加え、アクをとった後、塩、醤油
だし汁・・・2カップ で味を調える。
塩・・・小さじ1/3 ③ごはんを加え、煮立ったら完成。
醤油・・・小さじ1/3
たんぱく質と緑黄色野菜でビタミンを補給、水分が多く柔らかいので、口内炎への刺激も少なく
食べやすくおすすめです。
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ワタナベオイスターは、亜鉛をはじめとするビタミン、ミネラルを豊富に含んでおり、
口内炎の予防や、口内炎の治りを早くする効果が期待されます。
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服用できるので、錠剤を飲み込むことが苦手な方におすすめです。
参考文献:「栄養の基本がわかる図解事典」成美堂出版
「キッチン栄養学」高橋書店
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