疲れ目予防にはビタミンAを!
ゴールデンウィークも終わり、だんだんと気温が上がってきましたね。美しい新緑が目の保養にもなります。
そこで今日は目の健康についてお話したいと思います。
パソコンやスマホを長時間見続けたりすると、いわゆる『疲れ目』という状態となり、放っておくと
頭痛や肩こりを招くこともあります。
疲れ目には、目に負担をかけ続けないような工夫と目の休養、またバランスのとれた栄養が重要です。
例えばパソコンを使う時は、画面までの距離を50~70cmに保ち、1時間に10分程度の休憩を取って、
遠くを見るようにします。温かいタオルと冷たいタオルを交互に目の上に当てて、血行を促進するのも効果的。
また、簡単な運動をすることで目や肩の筋肉をほぐれ気分転換にもなります。
その他、食事の工夫点についてもご紹介します。
①ビタミンAの摂取
『目のビタミン』と呼ばれるビタミンAは感光分子『ロドプシン』の主成分で、
目の粘膜を潤し、網膜を健康に保ちます。
油に溶ける脂溶性ビタミンのひとつなので、油脂と一緒に摂ると吸収力が高まります。
卵、チーズ、うなぎ、レバーなどに多く含まれていますが、
過剰摂取やサプリメントの使用には十分注意しましょう。
②βカロテンの摂取
植物性食品に含まれるβカロテンも体内でビタミンAに変わります。
モロヘイヤやトマト、にんじん、かぼちゃなど赤~オレンジの野菜に多く含まれているので、
適量の油と一緒に調理をし摂取しましょう。
③アントシアニンの摂取
ブルーベリーや黒豆、黒米などに含まれるアントシアニンは、ロドプシンの再合成を活性化し、
目の疲れを緩和します。
④タウリンの摂取
ホタテの貝柱などに多いタウリンも網膜細胞を正常に保ち、目の疲れを緩和します。
5月は気候も良いので、パソコン・スマホから少し離れて外で散歩をするのもよいかもしれませんね。
日常生活で『疲れ目』にならないようしっかり予防しましょう!
参考文献:あたらしい栄養学 高橋書店
福神茶楼には目の疲れにおすすめの商品を取り揃えています。
◇醗酵カシス ¥1,890-(税抜)
鮮やかな赤紫色はポリフェノールの一種、アントシアニンです。
水や牛乳・豆乳で薄めて飲んだり、ヨーグルトのソースとして取り入れるのがおすすめです♪